(写真:Daniel Schroeder/Wikipedia)
現地報道では、”ニュー・サンティアゴ・ベルナベウ”計画が年末に始動するとされている。4年にも及んだ、権威ある建築スタジオ間で行われたコンクールや資金調達先調査の後、”作品”の始動はこれまで以上に近づいている。
9月23日にフロレンティーノ・ペレス現レアル・マドリー会長は、緊急会議を開き、ソシオに対し融資の許可を求める予定だ。その後、3~4年にも及ぶ作業が始まる模様。
エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウが開場されたのは1947年12月14日。当初は「ヌエボ・エスタディオ・チャマルティン」という名を冠していたが、1943年から1978年にかけて会長を務め、レアル・マドリーを世界的なクラブへと押し上げたサンティアゴ・ベルナベウ氏の名前を取り、現在の名前に改名された。
(写真:Chris Brown from Madrid, España/Flickr/Wikipedia)
サンティアゴ・ベルナベウの改修プロジェクトは4年以上前からスタートしており、当初は2015年の完成に向けた、新スタジアムのデザインの4案が公開された。2014年1月にレアル・マドリーはドイツの設計事務所”GMP Architekte”とスペインの建設会社”L35 Ribas”のプロジェクトを選出。
デザイン発表時、フロレンティーノ・ペレス会長は「我々は新たにクラブの歴史を築くという挑戦に立ち向かわなければならない。このスタジアムの中でクラブの歴史の多くが生み出されてきた。そして、レアル・マドリーの偉大さは、今後も新スタジアムと共に更に大きくなっていくだろう。」と意気込みを語っている。
(写真:レアル・マドリー公式サイト)
最終的にかかる改修費用は3億5000万€から4億€程度と見積もられている。
改修後のスタジアムには開閉式の屋根が設けられ、サッカー以外のイベント開催も可能とする。また、東側の正面ゲートには大規模なスクリーンが設置される予定で、スタジアム内部などを映し出すという。さらには、スタジアム内にショッピングモールやレストランゾーンに加え、娯楽施設やホテル、地下駐車場の建築もされる予定だ。

